2024年

3/10 マタイの福音書26 章36 46 節「ゲツセマネの祈り」 小池 宏明 牧師

今回は過ぎ越しの食事(最後の晩餐)の後、イエス様と弟子たちが祈る場面である。彼らは、食事の後に、オリーブ山の一角ゲツセマネの園に到着した。ゲツセマネとは「油しぼり」を意味する。オリーブから油をしぼった場所に由来しているだ […]

続きを読む
3/3 マタイの福音書26 章14 30 節「キリストの契約の血」 小池 宏明 牧師

教会暦では、受難節の期間を過ごしている。今回は、マタイの福音書が記している「最後の晩餐」におけるイエス様の言葉に注目する。*ユダの裏切りは御心の成就今日の箇所は、弟子の一人イスカリオテのユダが、イエス・キリストを銀貨30 […]

続きを読む
2/25 ヨハネの福音書12 章9 19 節「ろばの子に乗る王」 小池 宏明 牧師

私たちは、受難節の時を過ごしている。今回開いてるヨハネの福音書では、過越の祭り(いわゆる最後の晩餐)の5日前にイエス様がエルサレムに入られ、イエス様が群衆の大歓迎を受けられたことを記している。しかも、イエス様が、死んで墓 […]

続きを読む
2/18 コリント人への手紙第一14 章26 40 節「すべて秩序正しく」 小池 宏明 牧師

パウロは、コリント教会に宛てた手紙の中で、聖霊の賜物について取り上げ、一番優れた賜物は「神の愛」「アガペーの愛」と明言した。相手を尊敬して愛する動機で他の賜物を用いていくなら、本来トラブルは起きないはずだが、実際には自分 […]

続きを読む
2/11 コリント人への手紙第一14 章1 6 節「預言は教会を成長させる」 小池 宏明 牧師

先週の箇所で、パウロは神様から与えられる聖霊の賜物の中で、最も優れているものが「愛」であると明言していた。(13:13 13)ここで言う「愛」は、アガペーの愛、すなわち神の愛である。*愛を執拗に求めよ14章に入って、最も […]

続きを読む
2/4 コリント人への手紙第一12 章31 節 13 章13 節「愛がないなら、無に等しい」 小池 宏明 牧師

この箇所は、「愛の賛歌」(13:4 77)と言われるとても有名な御ことばが含まれている。12 章で、キリストのからだなる教会は、一つの御霊によって多種多様な賜物が与えられていると語られてきた。さらにパウロは、はるかに優れ […]

続きを読む
1/28 コリント人への手紙第一12 章12 26 節「キリストのからだとして組み合わされる教会」 小池 宏明 牧師

今回の箇所は、パウロの教会観(教会をどのように見ているか)がよく表れているところである。パウロは、教会を一つのからだに例え、一人一人はからだの各部分の一つ一つのようだと語る。*御霊は教会に属する者を導く聖霊は、すべてのク […]

続きを読む
1/21 コリント人への手紙第一12 章1 11 節「一つの御霊による多様な賜物」 小池 宏明 牧師

当時のコリント教会における混乱、分派、対立の原因に聖霊の賜物の一つ「異言」に関する誤解があった。「異言」を発する信徒たちがより信仰的であるという考えが起こり、そうでない信徒たちを見下すようになっていた。この問題は、今日の […]

続きを読む
1/14 コリント人への手紙第一11 章17 29 節「ふさわしい聖餐を目指して」 小池 宏明 牧師

当時、コリントの教会における「主の晩餐」と呼ばれる食事の場が分裂の場になっていた。それは、我先にと食べて満腹の者もいれば、空腹の者もいる、酒に酔っている者までもいるという混乱状態であった。(21 節)*聖餐に臨む心構え聖 […]

続きを読む
1/7 コリント人への手紙第一11 章1 16 節「公的礼拝における服装」 小池 宏明 牧師

今日の箇所で、パウロは、コリントの諸教会の礼拝で起きていた「かぶり物の問題」について語っている。紀元一世紀のユダヤ人女性は公の場で、必ずベールをかぶっていた。また、ギリシア人女性も公の場では頭にかぶり物を付けていたと考え […]

続きを読む