1/18 ルカの福音書24章13-27節「キリストについて旧約聖書全体に書いてある」 小池 宏明 牧師

イエス様は十字架の死と復活の後、エルサレムから離れてエマオに行く途中の二人の
弟子に近づいて来られました。この中で、27節「それからイエスは、モーセやすべて
の預言者たちから始めて、ご自分について聖書全体に書いてあることを彼らに説き明
かされた。」と記されています。聖書とは、旧約聖書のことです。旧約聖書はイエス・
キリストについて書かれているのです。
*キリストは聖書全体から解き明かす
イエス様は、エマオ途上で、弟子たちの喪失感をいやすために、死を克服して復活し
た自らを顕わされました。その顕わし方は、イエス様だと気づかない弟子たちの眼を
さえぎっているものを取り除くことではなく、聖書全体を解き明かすことによってで
した。その後、弟子たちは共に歩んでいた旅人が「イエス様だ」と分かったのですが、
すぐに見えなくなりました。しかし、二人の弟子たちの心に恐れや悲しみはありませ
ん。喪失感がいやされたのです。弟子たちの心は、不思議なほどに、燃えていたので
す。そのことがはっきりと分かるために、イエス様は、姿を消されたのではないでし
ょうか。
*聖書を通して主イエス様と出会う
私たちは、毎週、毎日礼拝を捧げています。主日礼拝では、聖書が朗読され、聖書が
解き明かされています。また、祈り会や、小グループでの聖書の学びや分かち合いな
どで、聖書が解き明かされています。教会で行われるさまざまな集まりや、家庭集会
でも聖書の御ことばが中心になっています。教会では、繰り返し、聖書の御ことばを
読みましょう、聴きましょう、と勧めています。それは、主イエス・キリストにお会
いするためなのです。こうして、聖霊によって心が燃やされるようになるのです。実
際に、この肉眼で、よみがえりの主イエス・キリストが見えなくても、良いのです。
イエス様ご自身がご自分の姿を隠して、旧約聖書全体から解き明かして下さったので
すから、それで十分なのです。それは、聖書全体を通して、救い主、イエス・キリス
トとお会いできるからです。主イエス様にお会いし、交わりを深める人生、主と共に
生きる人生の旅人として歩んで参りましょう。