1/4 詩篇103篇1-14節 「主はあわれみ深く情け深い」 小池 宏明 牧師

詩篇103篇2節を今年2026年の年間聖句として挙げました。この詩篇は全体的に、
主なる神様の救いの恵みに対する感謝と賛美、そして神様へのへりくだりを勧めてい
ます。
*主の恵みを何一つ忘れるな
1節「わがたましいよ 主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ 聖なる
御名をほめたたえよ。」詩人は「全身全霊で救い主である神様をほめたたえよ!賛美
せよ!」と自分で自分を鼓舞するかのように訴えかけています。2節「わがたましい
よ 主をほめたたえよ。主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」この詩篇の
場合、主が良くして下さったことは、続く3-5節にある通りです。これは、端的に言
えば、救いの恵みを受け、信仰の成長がなされて来たことを言い表しています。まさ
に、主が良くして下さったことです。今日に生きる私たちも、主なる神様から救いの
恵みを頂き、さまざまな試練や困難を通して信仰的に成長させられて来たのです。2
節後半、「主が良くしてくださったことを、何一つ忘れるな。」とは、主が良くして下
さったことを、意図的に軽視することや、無視することへの警告の意味が含まれてい
ます。この詩人は、この詩篇を詠う前、何百年も前の出エジプト(エジプトからの解
放)の出来事を決して忘れることなく、主の御業を褒め称えています。(6、7節)そ
れならば、私たちには、この日本という異教の地で、困難の中で福音を宣べ伝えて来
た先人たちを通してなされた御業を何一つ忘れることなく、受け継いで、語り伝えて
行く責任が大きいのではないでしょうか。
*教会を通してなされた主の御業
今日は、古河教会を通して、主が良くして下さったことを振り返って、思い起こし
て、次の世代に伝えて行くことの大切さを覚えました。逆に、人間の罪のゆえに、悪
い結果になってしまったことを繰り返さないように戒めることも大切です。
主が良くして下さった恵みを、まずは今の世代、私たちが、しっかりと受け止めて、
それをさらに御心に叶ったものとなるように変革していくことが必要です。それでこ
そ、改革され続ける教会、私たちプロテスタント教会の原点に帰ることではないでし
ょうか。