11/2 ルカの福音書21章5-19節「終わりのときに備えて」 小池 宏明 牧師

11 月は、教会暦では世の終わり(終末)を覚える時期になっています。それで、
イエス様が世の終わりのしるしについて語られた箇所を取り上げます。
*教会時代の特徴
教会はイエス様の復活後 50 日目に誕生しました。今も教会が御業を成す時代
が続いています。昔も今も、多くの偽キリストが現れています。「世の終わりが近
づいている」と煽り立てる偽預言者が現れています。世界各地で、戦争や暴動が
起きています。(8-9 節)しかし、慌てる必要はありません。イエス様は、「すぐ
に終わりは来ない」と言われます。もっともっと信じられないような恐ろしい出
来事が起こるのです。
*終わりのときのしるし
そして10-17節で、終わりのときのしるしが語られています。この中で、大迫
害が予告されています。しかし、迫害があることは証しをするチャンスだ、とイ
エス様は語られるのです。(13 節)人間的な努力や頑張りを越えて、父と子と聖
霊なる神様の主権によって、迫害下にあっても、福音の証しがなされていくので
す。
*忍耐しつつ希望を告白するとき
18-19 節「しかし、あなたがたの髪の毛一本も失われることはありません。あ
なたがたは、忍耐することによって自分のいのちを勝ち取りなさい。」迫害を受
けても、主なる神様はキリスト者と教会を守られるのです。私たちは、忍耐しな
がら、主イエス様に忠実に従い続けることが求められているのです。これは、言
い換えれば、どんな時でも、キリストにとどまり続けることが大切だということ
です。また、主イエス・キリストの再臨の直前には、次のようにあります。「これ
らのことが起こり始めたら、身を起こし、頭を上げなさい。あなたがたの贖いが
近づいているからです。」(28 節)「身を起こして、頭を上げる」とは、期待と希
望とを表しています。世の終わりが近づき再臨の時には、希望を持つように、求
めています。
私たちは、救い主、主イエス・キリストと共にあるなら、いつでもどこでも恐
れる必要はありません。どんな時にも希望を持って、主イエス様の御許にとどま
り続けましょう。世の終わりが近づいているからこそ、身を正して、キリストに
頼って歩みたいのです。