3/1 創世記22章1-14節 「イサクの従順、イエスの従順」小池 宏明 牧師

今朝も、旧約聖書の中にも啓示されている救い主イエス・キリストについて注目してい
きたいと思います。この箇所は、アブラハムが最愛の息子、イサクを全焼のささげ物とし
て献げる場面です。
*キリストの従順の型
この出来事は、救い主、イエス・キリストのモデルになっています。新約聖書、ヘブル
人への手紙11章17-19 節「信仰によって、アブラハムは試みを受けたときにイサクを献
げました。約束を受けていた彼が、自分のただひとりの子を献げようとしたのです。神は
アブラハムに「イサクにあって、あなたの子孫が起こされる」と言われましたが、彼は、
神には人を死者の中からよみがえらせることもできると考えました。それで彼は、比喩的
に言えば、イサクを死者の中から取り戻したのです。」アブラハムは、約束を必ず果たされ
る主なる神様が、約束の子イサクから多くの国民を起こしてくださると信じ切っていたの
です。彼は、神には人を死者の中からよみがえらせることもできると考えて、主に信頼し
て、迷うことなく主に従ったのです。このことは、アブラハムにとって、すでに「我が子
イサクを献げていること」を表わしているのです。そして、三日目に、ひとり子イサクが
よみがえったかの如く、もう一度我が子として抱くことになるアブラハムの姿を見ること
になります。これは、主イエス・キリストが十字架上で死んで三日目によみがえられたこ
とを、あらかじめ示しているかのようです。また、主の山に備えてあった雄羊がイサクの
身代わりに献げられたことは、私たちの罪咎の身代わりとして神の小羊イエス・キリスト
が献げられたことを想起させます。さらに、アブラハムが息子のイサクを献げようとした
場所は「モリヤの地」ですが、これは、のちにダビデが全焼のいけにえの祭壇を築いた場
所であり、ソロモンが神殿を建てた場所なのです。聖書では「モリヤの山」(第二歴代3:1)
となっていますが、これはエルサレムにありました。ご存知のとおり、主イエス・キリス
トが十字架に付けられてほふられた場所はエルサレムなのです。
*私たちのために来られた救い主
このように、主なる神様が大昔から救い主が来られることや、どのようなお方として来
られるのか、あらかじめ示して下さっていることに主なる神様の熱意を感じ取ってほしい
のです。そして救いを、受け取っていただきたいのです。主なる神様は、お一人お一人に
主イエス・キリストのもとに立ち帰って欲しいと望んでおられるのです。