8/17 ヨハネの手紙第一3 章19-24 節「心安らかでいるために」 小池 宏明 牧師

愛の使徒と呼ばれているヨハネは、3 章16 節で「キリストは私たちのため
に、ご自分のいのちを捨ててくださいました。それによって私たちに愛が分
かったのです。ですから、私たちも兄弟のために、いのちを捨てるべきです。」
と語り、イエス様への負債をお返しするために、また感謝を表すために兄弟
姉妹を愛しましょう、と勧めました。しかし、このような命令を聞きながら、
私たちは自分の心が責められるという葛藤を経験して来たことでしょう。愛
そうとしても愛せない自分に気づいて心が責められるからです。
*キリストがもたらす平安
20 節「たとえ自分の心が責めたとしても、安らかでいられます。神は私た
ちの心よりも大きな方であり、すべてをご存じだからです。」私たちが愛そう
として愛せなくても、自分で自分を許せないとしても、偉大な主なる神様が、
十字架によって、私たちを赦しておられることに変わりはありません。私た
ちの心を造り、その心より偉大な神の愛の中にとどまる時、神様によって平
安をいただけるのです。これが、イエス・キリストによる救いの力です。私
たちの思いを超えた平安をもたらす主なる神様の御業です。
*神の命令を守る者の祝福
3 章の最後で、長老ヨハネは、神の命令を守るように、励ましています。
イエス様の弟子として、イエス様が命じておられることにこだわり続けるヨ
ハネの姿が現れています。23、24 節「私たちが御子イエス・キリストの名を
信じ、キリストが命じられたとおりに互いに愛し合うこと、それが神の命令
です。神の命令を守る者は神のうちにとどまり、神もまた、その人のうちに
とどまります。神が私たちのうちにとどまっておられることは、神が私たち
に与えてくださった御霊によって分かります。」私たちの心が、どんなに貧し
くても、どんなに小さくても、主にある兄弟姉妹として互いに愛し合うこと
が求められています。私たちは、御子イエス・キリストを信じて受け入れて
いるので、御霊なる神様が心の内に住んでいて下さいます。御霊なる神様に
よって、私たちは、キリストの御命令である互いに愛し合うという恵みと平
安を得ることができるのです。愛せないと思う時こそ、また、困難な状況の
中で平安を失いそうになる時ほど、主を見上げて、主にすべてをお委ねして
みましょう。主イエス様からの平安と恵みをいただきましょう。