9/13 詩篇103篇1-5節「一生を良いもので満ち足らせる神」 小池 宏明 牧師

歳を重ねると初めての経験が減り、感動も薄れやすいものですが、聖書は日常の「普
通」とは違う神様の真実を伝えます。ダビデは生きて働かれる主との人格的な出会い
を通して、たましいの深いところから主を賛美しました。
*たましいからの叫び
ダビデは「わがたましいよ、主をほめたたえよ」と自分自身に呼びかけます。これ
は表面的な賛美ではなく、全身全霊で主をほめたたえる叫びです。同時に、主の恵み
を忘れやすい自分を励まし、うなだれる心に「主が良くしてくださったことを何一つ
忘れるな」と語りかけています。信仰者は、聖書を通して日々新しく主なる神様と出
会い、その恵みに目を留めることで、新しい感動へと導かれます。
*主が良くしてくださった恵み
忘れてはならない主の恵みは、何よりもすべての罪咎を赦してくださることです。
罪を赦され、神様の前に幸いな者とされていることこそ、クリスチャンに与えられた
大きな恵みです。また、主はすべての病を癒やしてくださいます。これは肉体の守り
だけでなく、罪から離れ、御心にかなって生きるようにされる霊的な癒やしを含んで
います。
*鷲のように新しくなる
主は、救い出して終わりではなく、「一生を良いもので満ち足らせる」と約束して
くださいます。私たちは生活に不満を覚えることがあっても、主は「今が一番」と受
け止められる満ち足りた心を与えてくださいます。さらに、主を待ち望む者は新しい
力を受け、鷲のように若々しくされます。鷲は長寿、強さ、高さ、神様の保護、生命
力を象徴します。イエス・キリストと人格的な交わりを持つ者は、死への不安や人生
の虚しさに支配されず、日々新しいいのちを受けて歩むことができます。そして、神
様の愛に満ちた天の御国が約束されています。
*高齢の信仰者に願うこと
高齢の信仰者には、主にあって頑固であり、また貪欲であってほしいと思います。
救いはイエス・キリスト以外にはなく、その確信をもって若い世代や迷う人々を励ま
して頂きたいのです。また、礼拝や小グループなど、主と出会う場を求め続ける歩み
も大切です。主は一生を良いもので満ち足らせようと備えておられます。まだ信仰の
決心や洗礼に至っていない人々にも、救い主イエス・キリストを信じ、天の御国への
約束を受け取れるように導かれているのです。