3/15 創世記28章10-17節「天地をつなぐはしごイエス・キリスト」小池 宏明 牧師

アブラハムの孫にあたるヤコブは、殺意に燃える兄エサウから逃げるように旅立ち
ました。ヤコブが、兄エサウが受けるはずだった祝福を横取りしたからです。
*神の選びは不変
主なる神様は、孤独な一人旅を始めたヤコブに対して、一方的に関わってくださり、
はっきりと天地をつなぐはしごを見させ、揺るがない約束の言葉を与えられました。
(12-13 節)ヤコブ自身、神様に求めたわけでもないのに、神様の方から御使いを従
えてヤコブに会うために下って来られたのです。このことは、神様の選びです。同じ
ように、私たちが、今、聖書を読んで、神様の御声を聴く機会が与えられ、ともに聖
書からメッセージを聞き、ともに主なる神様に賛美をささげることができるのは、私
たち自身が立派だから、賢いから、正しい生活をしているから、などということでは
ありません。主なる神様から選び出されているからです。そのことを深く自覚して、
神様の御前でへりくだり、神様の成されることに畏れをもってひれ伏す者でありたい
のです。
*天地をつなぐイエス・キリスト
この「ヤコブのはしご」と言われる場面を取り上げ、救い主イエス・キリストご自
身が、自らを天地をつなぐはしごに例えらました。ヨハネの福音書51節「まことに、
まことに、あなたがたに言います。天が開けて、神の御使いたちが人の子の上を上り
下りするのを、あなたがたは見ることになります。」主イエス様は、人間の罪の身代
わりに死んで、贖いの御業を成し遂げて下さいました。主イエス・キリストを通して、
地上の人間が天の御国に行く道が開かれたのです。主イエス様というはしごによって、
地上の人間が、聖なる神様と交わりを持つことができるのです。主なる神様が人間に
語りかけ、人間が神様に祈りをささげる、という交わりが回復するのです。主イエス
様は、ご自身の死と復活を通して、天に行くためのはしごとなって、私たち罪人のた
めに救いの道を開いて下さったのです。