11/16子ども祝福礼拝 使徒の働き19章8-20節「イエスさまのことばにはちからがある」小池 紀子 師

*ほんものとにせもの
この世には見た目は似ていても「ほんもの」と「にせもの」があります。「にせ
もの」には本当の力がありません。現代の私たちも、にせ情報やにせの価値に惑
わされることがあります。今日の聖書箇所・使徒19章には、「ほんものの力」と
「にせものの力」が明確に表れる出来事が記されています。
*エペソでのパウロの宣教
パウロは三回目の伝道旅行でエペソを再訪し、危険を覚悟しながらイエス様が
神の子キリストであることを語りました。エペソは大都市で、アルテミス神殿、
まじないや魔術が盛んな町でした。パウロは会堂で3か月語り、反対者が現れる
と信じる人々を連れてティラノの講堂に移り、毎日2年間教えました。その結果、
多くの人が主のことばを聞くようになりました。
*神さまの力
神様はパウロを通して特別な奇跡を行われました。病のいやしや悪霊からの解
放が起こり、人々はイエス様の名にほんものの力があることを知りました。これ
らはパウロ自身の力ではなく、神様の御業でした。
*にせものの信仰とその結果
ユダヤ人のまじない師、スケワの七人の息子たちは、イエス様を信じていない
のに「パウロの伝えるイエスの名」によって悪霊を追い出そうとしました。しか
し悪霊に「おまえたちは何者だ」と言われ、打ち負かされて逃げ出しました。こ
れは「イエスの名」を口にするだけでは力にならず、信じる心がなければ意味が
ないことを示しています。
*生き方が変わる信仰
この出来事を聞いたエペソの人々の多くは、自分の罪とまちがいを認め、まじ
ないの本を高価であったにもかかわらず焼却しました。イエス様を信じたことで
生き方が変わり、にせものの力から離れたのです。聖書は「主のことばは力強く
広まり、勢いを得ていった」(使徒19:20)と記します。
*光の子どもとして歩む
イエス様を信じると、心に光がともり、暗やみではなく光の中を生きるように
なります。パウロは後にエペソの教会に向けてこう語りました。
「あなたがたは以前は闇でしたが、今は、主にあって光となりました。光の子ど
もとして歩みなさい。」エペソ5:8
子どもも大人も、主イエス様を信じるなら生き方が変えられ、光の子どもとし
てまっすぐに歩んでいくことができるのです。