11/30 詩篇24篇 「栄光の王が入って来られる」 小池 宏明 牧師

教会暦ではアドヴェント(待降節)第一の日曜日、主の日を迎えました。主イ
エス・キリストの降誕を待ち望む期間の始まりです。
*全世界は主のもの
ダビデ王が、この詩篇を詠った背景に、エルサレム(ダビデの町)に「神の箱」
を運び上げた出来事があると言われています。十戒が収められた「神の箱」は神
がそこにおられる証しです。1 節「地とそこに満ちているもの 世界とその中に
住んでいるもの それは主のもの。」「神の箱」にご臨在なさる主なる神様は、小
さな箱の中にだけおさまる方ではありません。主は、全世界を無から創り出し、
今も、治めておられる真の神様です。世界中のすべては、主が治め、主が所有し
ているのです。「全世界は主のもの!」なんと力強い宣言でしょうか!このような、
主なる神様が、ダビデの町にご臨在なさり、祝福の基となって下さるならば、何
と素晴らしいことでしょうか。主が共にいて下さる幸いは、昔も、今も、変わり
ありません。
*ふさわしい礼拝者
ところが、このように偉大な、主なる神様をお迎えできるような人々がいるだ
ろうか?とダビデは神様の御前で罪深く小さな存在である自らを振り返っていま
す。3節「だれが主の山に登り得るのか。だれが聖なる御前に立てるのか。」この
ように自分で、自分の心を見詰めることは大切です。私は、主なる神様にお会い
して、礼拝をささげる者として相応しいのか、どうなのか、自分で自分に問い掛
ける謙虚さ、主への畏れ、それが信仰者の心の姿勢です。
*栄光の王の到来
いよいよ、「神の箱」にご臨在なさる主なる神様が、ダビデの町に入って来られ
ます。7 節以下「門よ おまえたちの頭を上げよ。永遠の戸よ 上がれ。栄光の
王が入って来られる。 栄光の王とはだれか。強く力ある主。戦いに力ある主。 門
よ おまえたちの頭を上げよ。永遠の戸よ 上がれ。栄光の王が入って来られる。
栄光の王それはだれか。万軍の主この方こそ栄光の王。」
私たちも「栄光の王」、「強く力ある主」を迎え入れましょう。「栄光の王」とは、
永遠の都におられる、救い主イエス・キリストを表わしています。私たちは、救
い主イエス・キリストを迎え入れるために、心の扉を大きく、高く開いて、心の
中心に、心の王座に、主イエス・キリストを受け入れましょう。栄光の王が来ら
れているのです。主イエス様とともに歩む人生は、まことに幸いな祝福された人
生に変わっていくのです。